ハイランド地方の東、オールドメルドラム村にある蒸溜所です。
この村では、良質な大麦が収穫でき、アバディーン州の穀物庫とも呼ばれています。
1797年に正式に創業されましたが、実際は1785年からウイスキー造りがはじまっているそうです。
スコットランドでもっとも古い蒸溜所の1つです。
グレンギリーという言葉には、ゲール語で、「谷の荒地」という意味があります。
また、このスペルは「GLEN GARIOCH」であるので、
正確には「グレンギリー」という発音でないはずですが、日本ではグレンギリーで通っています。
スパイシーな風味のウイスキー
この蒸溜所はユニーク挑戦することでも知られています。
北海油田から出てくる天然ガスをポットスティルの熱源にしています。
天然ガスを実用化したのはグレンギリーが初めてです。
また、蒸溜液の冷却に使った水の余熱で、トマトやシクラメンなどの温室栽培を試みたこともあります。
しかし結局は採算が取れず、現在温室はありません。
仕込みには近郊にあるパーコック・ヒルの泉を使用し、
熟成にはシェリーとバーボンの樽をつかっています。
つくられたウイスキーはスパイシーな風味がして、麦の香りも豊かです。
グレンギリーのウイスキー、弊社ウイスキーデポでも取り扱っております。
持っているけれども飲む予定は無い、倉庫を整理したいという方は、
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