グレンキンチーはローランド地方に残っている数少ない蒸溜所です。
エジンバラの東にある穀倉地帯、東ロジアン地区のペンケイトランドという場所にあります。
この地域は、良質の大麦が栽培されることで大変有名です。
自然豊かで肥沃な丘陵地帯であり、スコットランドの庭ともいわれています。

伝統的な製法のウイスキー

1837年に農家のジョン・レートとジョージ・レートが蒸溜免許を取得し、蒸溜所を設立しました。
赤レンガの建物で、職人たちの宿舎やボウリングのもととなったイギリスの古典的なスポーツ
ローンボウルズの設備まで揃った、ヴィクトリア朝スタイルの風情ある蒸溜所です。

ウイスキーも伝統的な製法でつくっています。
発酵槽は、現在ステンレス製のものが主流であるのに対し、昔ながらの木製のものを使用。
6つあるのですが、2つはオレゴンマツ、4つはカラマツでできています。
ポットスティルは数ある蒸溜所の中でも最大規模のものを使っており、
年間に130万リットルもの蒸溜が可能です。
また、蒸溜されたスピリッツの冷却に関しても、通常のコンデンサーを使うのではなく、
鉄製のワームタブという設備でゆっくりと冷却しています。

このように昔ながらのこだわりをもってつくられたウイスキーは、
ライトな飲み口で甘くスパイシーなローランドモルトに仕上がります。

このグレンキンチーのウイスキー、ウイスキーデポでも取り扱っております。
お売りする際は是非弊社ウイスキーデポをご利用くださいませ。