冬の番人という意味がある、ヴェリー・オールド・セント・ニック（VERY OLD ST.NICK）。
厳しい冬の寒さを耐え、人々の体を温めるための飲み物として、ウィスキーは何百年もの間飲まれてきました。
ヴェリー・オールド・セント・ニックは元々自分自身が飲むため、少量しか作られていなかったものが広まり知名度を上げました。

名前の由来はラベルに描かれている“ニックおじいさん”から名付けられたとされています。
ニックおじいさんはアメリカの禁酒法の時代にケンタッキーの森にバーボンの古酒を持ち住んでおり、
クリスマスが近づくと限定された人にバーボンを売っていたとされる人です。

ニックおじいさんの売るバーボンは美味し過ぎるがゆえに賞賛の意を込めて「聖人ニックのバーボン」といわれるほどでした。
ヴェリー・オールド・セント・ニックはバーボン特有のクセのある辛口のウィスキーです。

現在でも、大手の傘下に入らずに、すべて手作りで作られているため、年に2回しか製品化されない貴重なものです。