1871年からスペイサイドの沿岸部、バッキーという町に
アレクサンダー・ウィルソンが設立した蒸溜所。

インチガワーというのは、ゲール語で「川沿いの山羊の放牧地」を意味する言葉です。
バッキーはスペイ川の河口から数キロ東の場所にあります。

原酒としても使われているウイスキー

仕込みの水は、メンダフ丘の泉の水を使います。
この水はマクファーソンという有名な密造者も使用していたそうです。
ポットスティルはストレートヘッド型のものを使用。合計で4基あります。
ウェアハウスはとても大きく、13棟もあり、6万個程度の樽を保管できます。
インチガワーのものだけでなく、他の蒸溜所のウイスキーも貯蔵されています。

また、インチガワーのウイスキーは、ブレンデッドウイスキーのひとつベルや、
ホワイトホース、ジョニーウォーカーの原酒になっています。
大部分はそれらに使われており、シングルモルトとして出回っているのは、
総生産量は1パーセントにすぎません。

このインチガワーは、港町のウイスキーらしい塩気があり、それでいて濃厚な甘さもある、
スペイサイドの中では個性的な風味のウイスキーです。

インチガワーのウイスキー、弊社ウイスキーデポでも取り扱っております。
高価買取を行っておりますので、是非お売りくださいませ。