1825年に創業された、スコットランドで最も小さい規模の蒸溜所。
スコットランド有数の保養地ぴトロホリーの町近くにあります。
エドラダワーという言葉には、ゲール語で「エドレッドの小川」という意味があり、
小川の近くの、小さくて可愛らしい外観の蒸溜所でウイスキーが造られています。

稀少なウイスキー、エドラダワー

ポットスティルは2基。しかも再留釜は背丈程度の大きさで、
法律が認める範囲内での最小のポットスティルです。
これより小さいサイズのものは密造を防ぐために禁止されています。

これらのポットスティルをはじめ、
マッシュタンや発酵槽、空気で糖液を冷却するオープン・ワーツ・クーラーなど
ほとんどの設備が創業当時のまま使われています。
特にオープン・ワーツ・クーラーを現在使っている蒸溜所はスコットランドでエドラダワーだけです。

作業員もたった3人。生産量も1週間あたりで大体14樽です。
これは平均的な蒸溜所の40分の1の量です。
そのなかでもシングルモルトとして出荷しているのは、年間2万4千本。
エドラダワーのウイスキーは希少です。

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