リンクウッド蒸溜所は、スペイサイドのエルギンの南にあります。
1821年に地元の名士ピーター・ブラウンが操業しました。
1936年にスコティッシュ・モルト・ディスティラリーズの傘下に入り、
現在は、スコットランド最大手のユナイテッド・ディスティラーズ＆ヴィントナーズ社系列の蒸溜所です。

仕込みにはミルブュイズ湖近くの泉の水を使用。
発酵はカラマツ製の発酵槽で行います。
ポットスティルはストレートヘッド型のものが6基あります。
つくられるウイスキーの99%はブレンデッドウイスキーの原酒に使われ、
シングルモルトとして出回るのはほんの僅か。
知名度は低いですが、昔から入手できる最上のモルトの一つとして知られています。
甘く優しい風味があり、非常に飲みやすいウイスキーです。

シングルモルトとして出回るのは少ないウイスキー

ラベルに書かれている白鳥の絵は、毎年蒸溜所内の泉に飛来してくる、
白鳥がモデルであり、リンクウッドのシンボルになっています。

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